カメラのついた細くてやわらかい胃内視鏡を鼻から挿入し、食道、胃、十二指腸を調べる検査です。
口から挿入する内視鏡と違い、のどの奥にある舌のつけ根に触れないため、吐き気をほとんど感じません。
体にかかる負担も少なく、検査後はすぐ日常生活に戻れます。気持ちを楽にして検査を受けてください。
大腸内視鏡検査は大腸の病気(ポリープ、腫瘍、炎症など)の診断にもっともすぐれた検査です。
近年日本でも大腸癌や炎症性疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)の疾患は増加しつつあります。多くの方が亡くなられている大腸がんは発見が難しい病気ですが、早期発見・治療すれば完治が見込める病気です。
健康診断で便潜血が陽性の方はまずはご相談ください。
検査前日
検査前日の21時以降は絶食となります。水分は水やお茶は飲んでも構いません。
当日(来院まで)
当日は朝食を食べずに朝8時から下剤を飲み始めてください。当院ではご予約いただいた患者様に腸管洗浄液(モビプレップ)を前もって処方しております。
検査の10分前までに来院してください。
当日(来院後)
血圧測定など健康状態を確認して専用の検査着に着替えていただきます。
鎮痛剤や腸管の動きを抑える薬を使うため点滴をとります。
検査
検査時間10分から20分です。腸管の長さや曲がり方、癒着の具合により多少前後いたします。内大腸の曲がった場所の通過の際に痛みを感じることかあります。視鏡挿入時に痛みがある場合は適宜、痛み止めを使用しながら行います。また適度の空気を入れる必要がありますのでお腹の張った感じかあるかもしれません。しかし、これらはほとんどが一時的なものであり心配はありません。
検査後
検査中の空気の送気によるお腹の張りが取れたら、一旦、待合室でお待ちいただきます、内視鏡画像を見ながら説明いたします。
帰宅後
検査後の食事は消化のよいものをお召し上がりください。組織検査を行った場合は当日のみ飲酒を控えていただきます。(アルコールにより粘膜がむくむためあとから出血することが稀にあります。)
※当院では1000件以上の実績を持つ、内視鏡専門医・指導医でありスクリーニング認定である院長が丁寧に行いますので安心して検査を受けてください。